喪失つづき
大魔王様がちょっと精神的ショックなどで持っているものを失い、弱ったところをよしよししたい会会長なんですけど、記憶とか、声とか、視力とか。
視力を失った大魔王サマがカーロウ呼んで「このまま大魔王としての責務を果たし続けるのは難しいから、大魔王の肩書でなくてかまわないから後を任せられる人を探したい」って言い出すとかそれ聞いたカーロウが「大魔王様に負担をおかけする言い方となってしまい誠に恐縮ではございますが、わたくし共の大魔王はあなた様ただひとりでございます。どうか後生ですからそのようなことをおっしゃらず私達にあなた様をお支えすることをお許しください」ってわんわん泣く、みたいな真面目な感じになっちゃって重い!!
なお、ユシュカが早速やってきて若干嬉しそうに、いつでも代わってやるがなどと言い出す事件も起こるし、なんかそれも癪なのでもう少しがんばってみますって言わせる。
がんばってみたら、周囲に魔力の網を張ってセンサー代わりにすることで割と支障なく生活が送れるようになったので全然大丈夫だった。
「でも、あなたの顔をもう一度見たい、とは思います」ってデレられたユシュカが大魔王の視力を取り戻すためにはちゃめちゃがんばるのはまた別の話。